周防大島町特集
[山口県]
周防大島町(すおうおおしまちょう)は、山口県東南部に位置し、瀬戸内海に浮かぶ島では3番目の面積を有し、島と本土とは大畠瀬戸を渡る大島大橋によって連結しています。
地勢は全般的に山岳起伏の斜地で600メートル級の山々が連なり、海岸部に狭隘な丘陵地が広がる程度で、大半を山地が占めており、年間平均気温15.5度と比較的温暖な、青く澄みわたる瀬戸内の海と四季の彩り豊かな美しい自然を有する町です。
周防大島町のいいトコ!!
周防大島町で憩い・楽しむ
飯の山
標高263.5メートルの飯の山(いいのやま)の山頂からは、日本三大潮流のひとつ大畠瀬戸(おおばたけせと)や大島大橋を一望でき、室津半島や遠く広島県まで見渡せます。
片添ヶ浜海水浴場
片添ヶ浜海水浴場は、日本の地中海と呼ばれる瀬戸内海国立公園内にあり、周辺の自然環境と水浴場内の観光施設がよく調和した美しい海水浴場です。快適に泳げる海や湖を環境省が選定する「快水浴場百選」に認定されています。
開設期間 | 6月下旬~8月下旬 |
---|
橘ウインドパーク
風をテーマにした、スカイスポーツを中心とする交流施設で、嵩山山頂から飛び立ったハンググライダーやパラグライダーの着陸基地となっています。宿泊施設も完備した滞在型交流施設です。また、アリーナや多目的グランドを備えスポーツも楽しめます。
お問い合わせ | 橘ウインドパーク |
---|---|
TEL | 0820-77-2513 |
周防大島町の名所・文化
久賀の石風呂
12世紀末に東大寺再建のために周防国へやってきた重源上久によってこの地に石風呂の文化が伝えられたとの伝説があります。病の治療や疲れをいやすのによいと評判になり、昭和20年頃まで使用されていました。江戸時代のはじめに焚かれていたことがわかる文書もあり、古くから使われていたことが確認されます。
所在地 | 周防大島町久賀 |
---|
薬師寺
本尊の薬師如来は、鎌倉時代の作で3尺5寸(約1メートル)の木造座像、文化財としても高い評価がされています。
所在地 | 周防大島町久賀 |
---|
木造阿弥陀如来坐像(西長寺)
周防大島町西長寺の阿弥陀堂に安置されています(通称「日見の大仏様」)。像高は284センチメートルの丈六仏で、県下の重要文化財の仏像で最も大きいものです。平安時代後期12世紀頃の制作と見られています。
所在地 | 周防大島町日見 |
---|
周防大島町の特産・名物
みかん鍋
心も体もぽっかぽか!周防大島の名物料理
山口県みかん生産量の80パーセントを占める「みかんの島」こと周防大島が誇る、温州みかんと瀬戸内海の新鮮な魚介類がタッグを組んだ名物料理・・・その名もズバリ「みかん鍋」。みかんの産地と瀬戸内の魚介類の宝庫として「周防大島のアイコンとなる名物料理を!」との想いから誕生しました。
瀬戸内ラーメンいりこそば
周防大島伝統の味、いりこ出汁の中華そば
周防大島沖で獲れたイワシを干した「いりこ」による出汁は澄んだ琥珀色で、そのお味はいりこ特有の魚介の風味がやさしく沁みる瀬戸内の味です。
タチウオの鏡盛り
瀬戸内に煌めく旬の切れ味
周防大島では指五本の特大と呼ばれる業物(タチウオ)には称号を冠して流通し、また創作刺身料理「タチウオの鏡盛り」を名物料理として盛り上げています。産地ならではの鮮度を食していただくタチウオの鏡盛りは、「毬みかんの打粉」と「焼入れで咲く菊の花」という二つの作法を施してお召し上がりいただきます。