南部町特集
[鳥取県]
鳥取県西部に位置する南部町は、平成16年10月1日、西伯郡西伯町と西伯郡会見町が合併して誕生しました。町域は豊かな自然に恵まれるとともに、県下有数の古墳密集地帯で、大国主命の古事に由来する史跡・地名が多く見られ、律令国家以前から豊かな文化が栄えた場所です。町の南側に鎌倉山(731メートル)など日野郡に連なる山地、北側に手間要害山(329メートル)を挟んで平地・丘陵地が広がり、水田地帯と町の特産物である柿・梨・いちじくなどの樹園地が形成されています。
南部町のいいトコ!!
南部町で憩い・楽しむ
さくらまつり
法勝寺川土手と法勝寺城址、妙見山には、約700本の桜の木が花をつけます。桜の開 花にあわせて開催されるさくらまつりでは、町内の伝統芸能「法勝寺こども歌舞伎」が旧宿場町を練り歩き、沿道の一式飾りと共に桜のまち南部町を盛り上げます。▼見頃/3月末〜4月中旬頃
なんぶ町民花火大会
20年以上にわたって続くなんぶ町民花火大会は夏の夜空を彩る南部町の名物になりました。約3000発の花火が夜空を彩ると、夏の終わりを告げるようです。
全国柿の種吹きとばし大会
全国各地より毎年たくさんの出場者が集まり、南部町特産の富有柿を食べた後、種を吹きとばしてその距離を競います。
法勝寺歌舞伎定期公演会
幕末の頃大阪などの旅芸人との交流から発展して定着した法勝寺歌舞伎。その後変還を経て、現在法勝寺歌舞伎保存会によって伝承されています。平成15年には町の無形文化財に指定されています。
南部町の名所・文化
赤猪岩神社
日本最古の歴史書「古事記」に記された大国主命の再生神話の舞台となった神社です。病気や怪我の回復・事業の再建・受験生の再挑戦など、再生・蘇生の地として多くの人が訪れています。
清水井
大国主命を蘇生するための薬を作るために水を汲んだとされる泉です。赤猪岩神社から古道を歩いて約30分の場所に、こんこんと清水が湧き続けています。
南部町の特産・名物
竹するめ
南部町の豊富な竹林から採れた竹のおつまみです。山椒味と七味味、カレー味の3種類があります。
いちじくジャム
南部町・天津地区のいちじく生産農家が、いちじくの風味をそのままに、甘さを抑えてビン詰めにしました。
赤猪岩せんべい
再生神話で登場する赤猪をイメージした唐辛子入りのせんべいです。