倉吉市特集
[鳥取県]
倉吉市は、鳥取県中部に位置する人口約4万6千人の市です。
市内には国の重要伝統的建造物群保存地区として選定されている打吹玉川地区をはじめ、江戸時代末期から戦前までに建てられた家屋や土蔵が多く残り、その町並みは、往時の面影を残す懐かしい佇まいをみせています。
倉吉市のいいトコ!!
倉吉市で憩い・楽しむ
名水とワサビの里
関金地区は西日本有数のワサビの産地で、200~300年経過したものと推測される清らかな湧水が湧く場所が数ヶ所あり、この水を手軽に飲む・汲むことができるよう「清水の名水場」が設置してあります。また、この清流を利用して、古くからワサビの生産が行われており、地元の方がワサビを醤油漬け・粕漬け・みそ漬けに加工して販売しています。
関金温泉
大山や蒜山三座などの山々を見渡す関金温泉は、江戸時代に関所が設けられ、犬挟峠をはさんで伯耆国と山陽・美作を結ぶ交通の拠点として栄えていました。街道を往来する旅人たちが旅の疲れを癒すために浸かり、白金の湯と呼ばれた関金温泉。体の内側からじっくり癒やします。
倉吉春まつり
ボンボリを点灯し、さくら・つつじの見物客で賑わいます。打吹流しびな、桜ずもう、せきがねつつじ温泉まつりなどの各種イベントも催されます。
倉吉市の名所・文化
八橋往来
八橋往来は、伯耆国の中心であった倉吉と八橋を結ぶ奈良時代からの街道です。その昔、伊能忠敬もこの街道を歩いて測量を行いました。およそ200年前の道筋が今に残るこの街道は、国の夢街道モデル地区にも認定されており、風情ある街道として懐かしさをしのばせています。かつて商都として栄えた倉吉の伝統・文化は、庶民の間に受け継がれ今に生きています。
倉吉淀屋(旧牧田家住宅)
主屋は、1760(宝暦10)年建築の倉吉市に現存する最古の町家建物です。「淀屋」の屋号を持つ旧牧田家は大坂の豪商「淀屋」と密接な関係があったといわれます。
旧倉吉町水源地ポンプ室
ポンプ室は倉吉の水源地として、1932(昭和7)年から1990(平成2)年3月まで水を汲み続けていました。一見してポンプ室とは思えないほどの洒落たデザインとなっています。
倉吉市の特産・名物
関金わさび
絶えず澄み切った冷たい水の流れを必要とする「わさび」。大山山麓の伏流水で2年の歳月をかけて育てたわさびは、質・量ともに西日本有数の逸品として評価を受けています。
二十世紀梨
鳥取名物といえば、「二十世紀梨」。
自然の甘味、みずみずしさと歯切れのよさがその人気の秘密です。
鳥取和牛
「肉質日本一」の評価(※)を受けた鳥取和牛。その中でもオレイン酸55パーセント以上など厳しい基準をクリアしたものは、最上級ブランド「鳥取和牛オレイン55」として認定されています。
※鳥取和牛は、「第11回全国和牛能力共進会」において第7区の肉牛群で第1位を獲得しました。