矢板市特集
[栃木県]
矢板市は栃木県の北東部に位置し、東は大田原市とさくら市に接し、西は塩谷町、南はさくら市に、北は那須塩原市に接しています。面積は170.46平方キロメートルで、東西約11.6キロメートル、南北約24.2キロメートルのほぼ長方形をなし、栃木県全面積の2.66パーセント(38分の1)にあたります。北部は、日光国立公園の一部である高原山で、各所に鉱泉が湧出し、森林資源に富んでいます。河川はおおむね源を北部山岳地帯に発し、南流して那珂川に注ぎます。
矢板市のいいトコ!!
矢板市で憩い・楽しむ
やいた八方ヶ原 ヒルクライムレース
ゴールの八方ヶ原大間々駐車場まで続くこのコースは、栃木の「ラルプ・デュエズ」と呼ばれ、全長13.4キロメートル、平均斜度7.1パーセント、標高差950メートルの山岳コースとなっています。ゴールである大間々台の展望台からは、雄大な関東平野の眺望とともに大自然の楽園が出現します。参加者を地元の住民や中学生が総出になっておもてなしする、アットホームな大会です。
つつじの郷やいた花火大会
色とりどりの打ち上げ花火が、秋の夜空を彩ります。
光と音のあんどんまつり
川崎城跡公園東側を流れる宮川両岸に約5,000個のあんどんが並び、そのあんどんから漏れゆらめく光が幻想的な世界へと誘います。
長峰公園
日本の都市公園100選にも選ばれ、北関東でも有数のツツジの名所です。矢板駅から徒歩10分程度の至近距離にあり、電車でのアクセスも便利です。公園内に大きな桜並木とツツジ庭園が広がる市民の憩いの場所です。特に4~5月上旬にかけては、園内にぼんぼりが灯され、桜もライトアップされ見事です。
矢板市の名所・文化
矢板武記念館
開拓と那須疏水開削に尽力した矢板武の旧宅です。現在は記念館として整備され、那須野が原開拓等に関する資料を展示・保管しています。
所在地 | 栃木県矢板市本町15番3号 |
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電話番号 | 0287-43-0032 |
寺山観音寺
奈良時代の神亀元年(724年)のころ、寺山観音の前身である法楽寺が、高原山剣ヶ峰近くに行基菩薩によって建立されたと伝えられています。平安時代の大同元年(806年)徳一上人が法楽寺を現在の寺山の地に移し観音堂を建立したといわれています。国指定重要文化財の千手観音坐像は秘仏として60年に1度開帳されます。
御前原城跡
城跡の規模は、南北約700メートル、東西400メートル以上といわれ、現存しているのはこの本丸跡のみです。平城で城の中心に位置する本丸跡は、約2.5メートルの土塁をほぼ正方形にめぐらしています。別名「中村城」ともいわれ、治承・寿永年間の築城と伝えられています。四角いお堀に沿って、2重に桜が植えられており、開花の時期には見事な景色が楽しめます。
沢観音寺
下野三十三札所巡りの8番札所で、那須満隆が築いた沢城跡に建っているのが「沢観音寺」です。本尊の千手観音(県の文化財)は「千手千眼堂」の厨子の中にあり、鎌倉時代の作です。
矢板市の特産・名物
矢板のりんご
矢板市内には「りんご団地」と呼ばれるりんご農家が集まる場所がいくつかあります。農園ごとに育て方、方針に個性があり品種も様々。
甘さにこだわって開発したものもあれば、甘酸っぱいもの、香りのよいものなど、りんごの個性も楽しめます。
スーパーで並んでいるりんごとは一味違う、大切に育てたりんごを、木から収穫して味わう「りんご狩り」の魅力。今年は是非体験してみてください。