野木町特集
[栃木県]
栃木県の南の玄関口である野木町は、JR野木駅を中心とした住宅街と、緑豊かな周辺田園地帯が程よく調和した、自然あふれる住みやすい町です。明治22年の町村制施行以来、一度も合併を経験せず、30.27平方キロメートルという渡良瀬遊水地にすっぽり入ってしまう県内で一番小さな町でもあります。東京まで約60キロメートルという恵まれた立地条件から、大都市のベッドタウンとして目覚しい発展を遂げてきました。
野木町のいいトコ!!
野木町で憩い・楽しむ
若の原農村公園の芝桜
若林地区にある若の原農村公園では、4月下旬に小高い丘一面に芝桜が咲きます。ピンクや紫のグラデーションが見事です。
所在地 | 若林771 |
---|
赤塚ふれあい公園
ゆ~らんどのすぐ隣にある、自然とふれあえる公園です。園内には、遊歩道や池、緑地帯があり、自然とふれあうための様々な工夫が施されています。山桜もきれいです。
所在地 | 南赤塚1514 |
---|
のぎ水辺の楽校
渡良瀬遊水地に隣接する緑豊かな原野に散策路が整備されており、遊水地の希少な動植物を間近に見ることができます。6月にはホタルの鑑賞会が行われ、9月には「ワタラセツリフネソウ」も見ることができます。
所在地 | 大字野木2305 |
---|
ホタル祭り
のぎ水辺の楽校応援倶楽部が主催する「ホタル祭り」。大切に育てたホタルが幻想的に舞い飛びます。
ふれあい夏まつり
毎年、8月下旬に開催。櫓を建て、おはやし保存会の皆様と子どもたちのおはやしの披露や、模擬店・体験コーナー・こども広場などたくさんの催しがあり、毎年3,000人近くの来場者で盛り上がります。
野木町の名所・文化
大塚古墳
大塚古墳は御門(みかど)古墳群の1つであり、地元では「五界塚(ごかいづか)」とも呼ばれ、御門古墳群の中で主墳の位置を占めています。
一辺の長さが約23メートル、高さが約3.5メートルの方墳で、墳頂は長辺が約9メートル、短辺が約8メートルあります。
満福寺
西光山乾亨院(さいこうさんけんきょういん)満福寺は、明応年間(1492~1501年)に開かれた曹洞宗の禅寺で、古河公方足利成氏が建てたといわれています。寺には、鎌倉円覚寺の行基の作といわれている釈迦如来像が安置されています。この寺は、二度火災にあっており、江戸時代末期の安政元年(1854年)に再建され現在に至っています。
所在地 | 野渡706 |
---|
野木神社
野木神社は約1600年前に建てられたとされ、正殿には応神天皇の皇子、菟道稚郎子命(ウジノワキイラツコノミコト)が祀られています。
野木神社の社殿は台手凾(だいてばこ)(現在の野渡字大手箱)に建てられていましたが、延暦21年(802年)に坂上田村麻呂が蝦夷討伐の凱旋時に詣でた時に現在の場所に移築されたとされています。
その後、文化3年(1806年)に一度焼失しましたが、領民が再建のために寄附金を募り、古河藩主土井利厚(どいとしあつ)が賛同したことによって、文政2年(1819年)に再建されました。
所在地 | 野木2404 |
---|
野渡のささら獅子舞
熊野神社の祭礼として披露される「ささら獅子舞」は、古河公方足利成氏の時代に悪疫退散と五穀豊穣を祈って始められたという伝承があります。3月14日の「ささら始め知らせ」から4月16日の「オヒマチ」までの約1ヶ月間に渡って、獅子舞や獅子唄が演じられます。