宜野湾市特集
[沖縄県]
現在の市の母体となる宜野湾間切の設立は、琉球王国時代の1671年です。1879(明治12)年の沖縄県設置後、本島中部の中心地として活気を呈していきます。しかし、沖縄戦において壊滅的な戦災を被り、また市域の主要な部分が米軍基地として接収され、基地の街としての性格も強めます。
1962(昭和37)年7月1日に市制が施行され、「宜野湾市」が誕生。米軍基地が中央にあるため、市街地は特異な形状を示すものの、近年は沖縄国際大学、琉球大学が立地、沖縄コンベンションセンターも整備されるなど、県内の高次都市機能の一部を担う重要な地域となりつつあります。
宜野湾市のいいトコ!!
宜野湾市で憩い・楽しむ
沖縄コンベンション・センター
沖縄県のランドマークである、沖縄コンベンションセンター。その周辺にある公園やビーチ等を含めたエリアをコンベンション・リゾートエリアと呼び、宜野湾市を代表するエリアとなっています。
宜野湾港マリーナ
県内最大級のマリーナで、散歩はもちろん、いろいろなマリンスポーツが楽しめます。
琉球海炎祭
毎年4月に開催されている日本で一番早い大花火大会。宜野湾海浜公園をメイン会場に、約1万発の花火が海上から打ちあがる景色は圧巻です。また花火と音楽のコラボレーションも見どころのひとつになっており、一足早い夏の気分を味わえます。
宜野湾市産業まつり
市の特産品である田芋の試食をはじめ、農産物や商工業製品の展示販売が行われます。さらに、ヒージャーオーラセー(闘山羊)や魚つかみ取り大会などイベント盛りだくさん。
はごろも祭り
森の川「羽衣伝説」より命名された「はごろも祭り」。目玉イベントである飛衣羽衣カチャーシー大会は、多くの参加者により、盛大に行われます。本市の更なる飛躍・発展を市民一体となり祈願した祭りです。
宜野湾市の名所・文化
喜友名泉
ウフガーとカーグヮーから構成される喜友名泉。喜友名集落の共同水源として利用されていた沖縄県を代表する石造湧泉です。
大山貝塚
沖縄の代表的な土器である大山式土器が最初にみつかった遺跡で、約3500年前の人々の暮らしの一端がわかります。
大綱引き
五穀豊穣を願う大綱引きです。市内では大山区・真志喜区・宜野湾区で行われており、互いに綱を持ち上げる特徴的な「アギエー」、大勢の人たちが参加する「大綱引き」で競い合います。真志喜区・大山区では毎年行われていますが、宜野湾区では5年に一度行われています。
獅子舞
市の指定文化財である獅子舞。旧暦の7月・8月の十五夜 などに披露され、家内安全や子孫繁栄を祈願します。