白馬村特集
[長野県]
白馬村は長野県の北西部に位置し、面積189.36平方キロメートル、周囲65.5キロメートル、南北16.8キロメートル、東西15.7キロメートルを擁しています。
南は佐野坂峠で大町市と、西は後立山連峰を構成する白馬連峰により富山県と、北は小谷村と、東は長野市・小川村と、それぞれ隣接しています。
地域の中央部を南北にフォッサマグナが走っており、この大断層地帯に白馬連峰から流れ出す河川によって扇状地が形成されています。村の南部から北部へ曲折しながら流れる姫川は、白馬村の南端佐野坂に源を発し、東西山地より流れる支流谷地川・平川・松川・楠川などと合流し、遠く日本海へ及んでいます。
白馬村のいいトコ!!
白馬村で憩い・楽しむ
白馬岩岳マウンテンリゾート
江戸時代より続く石造りのせせらぎと桜の古木の並木道が美しい『白馬せせらぎの里』や岩岳エリア切久保地区にある『切久保ガーデン』では通りを紫色に彩る紫陽花を楽しむことができます。
白馬塩の道温泉
2500万年間もフォッサマグナに封じ込められ、空気にふれて褐色になる太古の湯。ナトリウム・塩化物・炭酸水素塩温泉で疲労回復、神経痛、筋肉痛といった効能のほか、塩分による保温効果も抜群で冷え性の方にもおすすめの温泉です。
白馬姫川温泉
天神の湯では白馬連峰の眺めをたのしみながら、のんびり露天風呂でリラックスできます。ナトリウム泉・塩化物温泉は、疲労回復・慢性皮膚炎などに効能があり、さらさらとした泉質が自慢です。
白馬村の名所・文化
塩の道祭り
城下町松本と日本海側の糸魚川をむすぶ旧街道、千国街道。この険しい山道を経てさまざまな物資が運ばれてきましたが、なかでも山国信州にとって塩はとりわけ貴重な物資。 そのため別名「塩の道」とも呼ばれています。白馬から小谷にかけての道筋は石仏も多く、昔の面影を色濃く残しています。
参加者は、切久保の観音原石仏郡に見守られ、雄大な白馬三山を背に、花嫁行列とともに中世より悠久の歴史を刻む古道「塩の道」の趣を楽しみます。
青鬼の棚田
青鬼地区集落の東側に広がるのが石垣により形成された美しい棚田。ポスト棚田百選「つなぐ棚田遺産~ふるさとの誇りを未来へ~」に認定されました。
八方尾根自然研究路
神秘の池「八方池」までのハイキングルート。その道中には、厳しい寒さの環境に耐え、通常の山岳で見られる高山植物の数よりはるかに多い約340余種の貴重で豊富な高山植物を観賞することができます。
白馬村の特産・名物
白馬紫米(むらさきまい)
白馬村青鬼地区で 栽培されている白馬紫米。ウルチ米又は餅米に1割程度混ぜて炊くと、鮮やかな紫色のご飯ができ上がります。また、紫米を使ったうどんやそばも好評です。
白馬ガレット
白馬産のそば粉で作った生地に、白馬豚や季節野菜など地元食材をあわせたものが白馬ガレットです。そばに関する学科試験と調理の実技試験に合格した者が「クレーピエ(クレープ職人)」として認定され、白馬ガレットを提供することができます。
白馬八方黒菱
大町ダムのひんやりしたトンネルで夏の間眠って過ごして熟成を深め、豊穣の秋にふさわしい、穏やかで落ち着いた香り、滑らかな口あたり、まろやかな旨み、とろりとした適熟の味わいが魅力のお酒です。