門川町特集
[宮崎県]
門川町は、宮崎県の北部に位置し緯度、経度で表すと、東経131度43分から131度30分、北緯32度26分から32度32分の間にあって、その広がりは東西に長く南北に短く、面積は120.48平方キロメートルです。
立地的には延岡市中心部商業地域より国道10号線を南に約8キロメートルの地点にあり、さらに当町の南側には約6キロメートル離れた地点に日向市の中心商業地が存在しています。
門川町のいいトコ!!
門川町で憩い・楽しむ
乙島(おとじま)
門川湾に浮かぶ周囲約4キロメートル、標高約80メートルの無人島で亜熱帯性植物が群生しています。尾鈴山石英斑岩と呼ばれる柱状節理の岩盤から成り、島の回りには、大小8つの海触洞穴があります。『茶屋の大門』は、乙島最大の海触洞穴で、入り口の高さは14メートル、幅8メートル、奥行き約63メートルもあります。その昔、海賊の住みかだったと言われるなど多くの伝説とともに自然の神秘を感じさせてくれます。
電話番号 | (一社)門川町観光協会 0982-57-4110 |
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庵川防波堤壁画
この壁画は、門川町内の小学校6年生により制作されたものです。平成4年度から開始され、平成12年度までの9年間で約1300メートルあまりが制作されました。平成13年度からは、壁画をきれいに維持管理するため、毎年小学校6年生が描き直しています。(わんぱく芸術家 壁画制作)
遠見山森林公園
遠見半島の最先端にある標高308メートルの遠見山は、日向灘から細島港、ビロウ島等の島々が眼下に広がっています。春には桜、モクレン、ツツジなどの美しい花々が咲き乱れ、訪れる人々の目を楽しませます。遠見山山頂に位置する展望台からは、360度の迫力ある風景を楽しむ事ができます。
所在地 | 門川町大字庵川5473-1 |
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門川町の名所・文化
永願寺・永願寺奥ノ院
現在、加草の鳴子川河口近くの丘上にある永願寺は、嘉祥元年(848)門川を治めていた草野大膳弘利が創建したと伝わる寺です。かつては、中村受(うけ)にあり、江戸時代までは、たいへん隆盛を極めていました。
この後明治28年、薬師如来像とそれを守る十二の神将像を残して永願寺は現在地に移転しました。元寺は「永願寺奥ノ院」と呼ばれて中村の人々に敬拝されています。
岬権現
遠見山直下の海面の近くの洞に社が祭ってあります。その昔、釣りをしていた庵川の孫右衛門という人が、流れて来た木箱を開けてみると金むくの仏像が入っていました。
喜んで持ち帰りましたが、夢の中に仏が出てきて「我は彼の地の洞を我が宇(居場所)と定めて来たり」と孫右衛門を諭しました。孫右衛門はそのことを村人に話し、洞に社を祭り、村からの山越えの参道が残っています。。
勝蓮寺の天井画
上井野にある勝蓮寺本堂の天井には、江戸時代末期に延岡藩の御用絵師として知られていた岡部南圃(おかべなんぽ)が描いた、写実的で色鮮やかな草花の板絵が105枚張られています。
門川町の特産・名物
水産加工品
全国的にも知名度の高い門川町の水産加工品は、高水準の生産技術を誇っています。
門川金鱧
「門川金鱧」は、主に底曳網や延縄で漁獲されます。6~8月が最も盛んに漁獲されますが、小型底曳網漁業では周年漁獲されます。傷みを避けるため底曳網の操業時間を極力短くし、規格は400グラム以上1キログラム以下のものと定められ、紫外線殺菌した海水で4日間以上蓄養したもののみを「門川金鱧」と命名したものです。