宇多津町特集
[香川県]
宇多津町は、瀬戸内海に面した香川県のほぼ中央にあります。東は坂出市、西は丸亀市に接する、総面積8.10平方キロメートルの町です。7世紀後半には、海上交通の港(津)、「鵜足の津(うたりのつ)」と呼ばれる自然港ができており、室町時代には第3代将軍足利義満の側近であった細川頼之公の居館が置かれ、四国管領の中心地として栄えました。
宇多津町のいいトコ!!
宇多津町で憩い・楽しむ
うたづ臨海公園
宇多津町の先端に位置する公園は、瀬戸大橋を眺める絶好のロケーションで、瀬戸内海に沈む美しい夕陽や瀬戸大橋のライトアップも楽しめます。また「恋人の聖地」に認定されておりデートスポットとしても人気があります。
青の山山頂
青の山は標高224メートルの山で、頂上の展望台から瀬戸大橋と瀬戸内海に浮かぶ島々、宇多津の市街地を見渡せる絶景スポット。芝生広場や遊具、遊歩道もあり、ピクニックに訪れる家族連れも多い。また、春には桜の名所としても知られ、夜景スポットとしても人気がある。「香川のみどり百選」のひとつでもあります。
所在地 | 宇多津町青の山山頂 |
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宇多津秋祭り
宇夫階(うぶしな)神社と塩竃(しおがま)神社の例祭を併せて3日間、いわゆる宇多津秋祭りが行われます。宵祭には、里神楽を奉奏し、当日は例大祭、氏子祭、神幸祭が行われ、田町(たまち)と聖通寺(しょうつうじ)のお旅所に渡御になります。町家が連なる古街(こまち)の中を、軒先と電柱をかすめながら十数台の太鼓台が練り歩く様は迫力満点で、息詰まる緊張感と躍動感が多くの人々を魅了します。
所在地 | 宇夫階神社 周辺 |
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宇多津町の名所・文化
木造千手観音立像
檜材一木造り、漆箔の像で頭の頂上に仏面、髷と地髪に11面の化仏を2段につけ、正面に如来形の立像をいただき、合掌・宝鉢の御手をはじめ脇手を合わせて42本の腕をつけ、両足をそろえた千手観音の立像で、藤原時代初期の作です。
船屋形茶室
江戸時代末期に旧多度津藩で建造した船屋形を床や襖建具など当時のままで茶室として用いています。船屋形の形をした数少ない船の遺物です。
田尾茶臼山古墳
宇多津町と坂出市の境にある、茶臼に似た標高54メートルの丘陵上にある、前方後円墳。全長80メートルで比較的墳形をよく保っており、古墳時代前期の豪族の墓とみられています。
宇多津町の特産・名物
宇多津古代米讃岐うどん
地元特産の古代米の米粉を含み、古代米特有のモチモチ感をさらに引き出すため、入浜式天然にがりを使った他にはないうどんに仕上がっています。
さぬきの古代米
宇多津町で栽培されている黒い色をした古代米です。ポリフェノールの一種であるアントシアニンを多く含み、健康食品として多くの方に食されています。贈答用にも最適なラッピングをしたパッケージ商品も用意しております。
入浜式の塩
復元された入浜式塩田で、職人が丹精込めて作る年間生産量2トンの希少な塩で、まろやかでコクのある味が特徴です。
ほどよい酸味が米の甘みを引き立てるので、おにぎりとの相性も良いです。