沼田市特集
[群馬県]
沼田市は群馬県の北部に位置し、赤城山や武尊山、皇海山など日本百名山に挙げられる山々に四方を囲まれた自然豊かなまちです。市街地は、市域を南北に貫流する利根川とその支流の片品川・薄根川により形成された日本有数の河岸段丘上に広がり、東西に長く、標高250メートルから2,000メートル余りに及ぶ起伏に富んだ地形を誇ります。
沼田市のいいトコ!!
沼田市で憩い・楽しむ
河岸段丘
片品川沿いに利根川と合流する前の下流域で段差が深くはっきりとした河岸段丘が発達していて、地理の教科書に掲載されるほど有名です。市街地は河岸段丘の台地上に発展し、玄関口であるJR上越線沼田駅との高低差は約70メートルもあります。この河岸段丘は、雨乞山などの高い場所からはっきりと確認することができます。
玉原湿原
玉原湿原は、武尊山の山麓に広がる日本海側ブナ林に囲まれている湿原です。植生の珍しさから尾瀬に例えられ、小尾瀬とも呼ばれ、四季を彩るかれんな草花を見ることができます。
迦葉山
コノハズクも鳴く天狗伝説が伝わる霊峰です。頂上は南側の眺望が開け、三峰山や子持山を望むことができます。
沼田市の名所・文化
旧土岐家住宅洋館(きゅうときけじゅうたくようかん)
大正13(1924)年建設。外観は洋風だが内部は和風と洋風の両方の接客室を持つ大正期洋館の好例。令和2(2020)年再移築。
所在地 | 上之町1160-1 |
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沼田城跡(ぬまたじょうあと)
沼田城は一説によれば天文元(1532)年に沼田万鬼斎顕泰が築き、当時は蔵内城と呼ばれていた。天正8(1580)年に真田昌幸が入城し城の規模を広げ、天正18(1590)年に昌幸の長男信幸が沼田領二万七千石の初代城主となり、慶長年間(1596~1615)に五層の天守を建造した。
時を経て本丸・二の丸跡が沼田公園として整備され、現在でも石垣の一部などの遺構を確認することができる。
所在地 | 沼田公園〈西倉内町594〉 |
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戸鹿野八幡宮(とがのはちまんぐう)
戸鹿野八幡宮は、沼田城主代々の守護神であった。
沼田城主沼田顕泰が享禄3(1530)年8月15日に後閑八幡宮を迎えて現在地に祀り城の守護神とした。金山城主由良氏が攻めてきて苦戦した際に、山鳩多数が敵陣上空を舞い敵を混乱させて勝利を収めた地との伝承もある。
所在地 | 戸鹿野町800 |
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沼田市の特産・名物
ブドウ
沼田は、県内有数のブドウの産地でおよそ50品種を栽培しています。平棚と垣根仕立てがあり、雨除け栽培されたブドウは果実たっぷりで糖度も高く、子どもからお年寄りまで人気も抜群です。
トマト
冷涼な気候と十分な日照時間に恵まれ、色つや良く、酸味と甘味バランスのとれた群馬県ブランドトマト「夏美人」などが栽培されています。
花き
シクラメン、スプレーギク、カーネーション、トルコギキョウ、バラなどの栽培が盛んです。