鋸南町特集
[千葉県]
鋸南町は千葉県の南、房総半島の西南、安房地域にあり、北は富津市、東は鴨川市、南は南房総市に接し、西は東京湾に面しており、町の面積は45.19キロ平方メートルです。東西10.75キロメートル、南北7.30キロメートルで、都心から65キロメートルに位置し、風光明媚な海岸線を有し、また海岸より山間部にかけては豊かな山系を有し、そのなかでも北部には標高329メートルの鋸山があります。中央部以東は狭い山間地帯で、中央部以西は海岸に向かって平坦地となり、最西端に市街地が展開しています。公共交通機関としては、JR内房線と、国道127号線や館山自動車道が南北に走り、生活の大動脈となっています。
鋸南町のいいトコ!!
鋸南町で憩い・楽しむ
水仙まつり
12月から2月上旬まで鋸南町のいたるところで水仙の芳香が漂います。(※天候等により花期がずれることがあります。)シーズン中には『水仙まつり』及び『水仙写真コンクール』が開催されます。
頼朝桜まつり
源頼朝は石橋山の戦いに敗れ、鋸南町に上陸し再起再生をはかりました。
鋸南町では、その史実にちなみ河津桜に「頼朝桜」という愛称をつけています。毎年2月下旬から3月上旬ごろに見頃を迎えます。
さくらまつり・にぎわいイベント
様々なアトラクションや多くの出店があり、例年大盛況のイベントです。
ジビエBBQ大会
先着600名の皆様にイノシシ焼肉・ぼたん汁を無料提供します。
その他の食材の持ち込みもOKで、BBQコンロを各自持参し、秋空のもと佐久間ダム湖畔で1日BBQを楽しむイベントです。
佐久間ダム・佐久間ダム公園
佐久間ダムは、農業用ダムとして大崩地区に造られ、貯水量は、127万トンの規模を誇ります。ダム周辺には、モニュメント広場、ロックガーデン、じゃぶじゃぶ池、八つ橋、展望広場など親水施設が整備されており、大人も子供も十分に楽しめる公園です。歩いて2、3分ほどで登れる展望広場からは、佐久間ダムと周辺の山々が見渡せる素晴らしい眺望です。散策路には河津桜、染井吉野、八重桜など約2200本の桜が植えられ、桜の名所として知られています。
所在地 | 鋸南町大崩39 |
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鋸南町の名所・文化
日本寺
奈良時代725年(神亀2年)、高僧行基により開かれた関東最大の勅願所です。南房総の入口にある鋸山全体、総面積33万平方メートルの境内を持ちます。御影石で作られた2639段の参道は日本一の長さがあります。境内には、日本最古の総高31mの大仏、東海千五百羅漢、百尺観音など多くの石仏があります。
所在地 | 鋸南町元名184 |
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源頼朝 上陸の地
源頼朝は、治承4年(1180年)8月に伊豆で平家打倒の兵を挙げましたが、相州石橋山の合戦で敗れ、28日に同国土肥郷の真名鶴岬(現真鶴岬)から小船で脱出し安房の国房総へと逃れます。翌29日、わずかな供を連れて、鋸南町竜島に上陸しました。源氏にゆかりのある安房の武将・安西景益は、頼朝を護るため自分の館に招きいれます。頼朝はそこから、房総の有力豪族に使者や手紙を送り味方を募り、勢力を盛り返しました。
所在地 | 鋸南町竜島165-1 |
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菱川師宣記念館
浮世絵の創始者・菱川師宣は保田(鋸南町)で縫箔刺繍を業とする吉左衛門の子として生まれました。青年期に画技を志し、その後江戸に出て浮世絵師として大成しました。特に木版画の分野に新しい様式を生み出し、浮世絵版画創始期の第一人者と目されるにいたりました。
記念館には師宣の作品資料を中心に、他の浮世絵師歌川広重、豊国、国芳らの浮世絵も展示されています。浮世絵の歴史や江戸の庶民風俗を紹介しています。