市原市特集
[千葉県]
温暖な気候と海・山の幸に恵まれた、いちはらの土地は古くから人々の生活の舞台であり、縄文・弥生時代の遺跡が多数発掘され、2,500カ所、貝塚が40カ所以上あります。
房総の地は良質の麻(昔は総と呼ばれていた)がたくさん採れたことから、「総の国」と呼ばれました。大化の改新によって、いちはらに上総国府が置かれ、文化や行政の中心として繁栄。江戸から大正時代にかけては、本市を縦貫する養老川は、物資輸送の幹線として利用されました。
市原市のいいトコ!!
市原市で憩い・楽しむ
里山の風景と小湊鉄道
大正14年に営業を開始した小湊鉄道は、五井駅から牛久や高滝、里見などを通って養老渓谷へと本市を縦断して走ります。春は菜の花や桜、夏はアジサイやひまわり、秋はコスモスといった四季の花々を眺めながら、大自然を五感で楽しんでください。
いちはらクオードの森
市原市が整備した自然公園。桜や菖蒲、紫陽花などの花や紅葉、バードウオッチングなど、四季折々の自然の魅力に多くの観光客が訪れます。
園内にはキャンプ場やバーベキュー場、直売所、足湯、ギャラリーなどがあり、さまざまな施設の利用方法があります。11月下旬~12月にかけては、市内最大級のイルミネーションが装飾され、幻想的な雰囲気を楽しめるスポットに変わります。
所在地 | 柿木台1011 |
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電話番号 | 0436-96-1119 |
市原ぞうの国
日本最多飼育数ゾウをはじめ、約100種類の動物たちを見られる動物園。ゾウさんたちが、サッカーやダンスなどを披露するショーは必見です!
日本で初めて自然保育に成功した「ゆめ花」や、映画『星になった少年』のモデルになったアジアゾウの“ランディ”にも会えますよ。
所在地 | 山小川937 |
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電話番号 | 0436-88-3001 |
市原市の名所・文化
上総国分尼寺跡
上総国分尼寺跡にはガイダンス施設と復元建物があり、国分寺が造られるようになった時代背景や史跡の内容・特徴などを分かりやすく紹介しています。
所在地 | 国分寺台中央3-5-2 |
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電話番号 | 0436-21-7633 |
市原市埋蔵文化財調査センター
市内の出土埋蔵文化財の整理保管、調査研究、展示などを行っています。縄文アクセサリー“貝輪作り”などのイベントも開催しています。
所在地 | 能満1489 |
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電話番号 | 0436-41-9000 |
飯香岡八幡宮【重要文化財(本殿)】
白鳳年間(675年)が起源と伝えられている神社。「子育て八幡」と呼ばれ、縁結びと子育てに霊験があるといわれています。千葉県の神社建築で重要文化財とされているのは、飯香岡八幡宮と香取神宮(香取市)だけです。
所在地 | 八幡1057-1 |
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電話番号 | 0436-41-2072 |
市原市の特産・名物
梨
市原市の梨栽培の歴史は古く、江戸時代末期から現在に至るまで、養老川下流域で栽培されており、約90戸の農家が約50ヘクタールを栽培しています。産地のほぼ全員がエコファーマーの認定を受けており、産地中央部には、共同選果場が整備されています。「いちはら梨」は市場で、大玉で味が良いブランド品としてその地位を確立しています。
イチジク
明治末期から姉崎地区を中心に試作が始まり、昭和4 年頃「桝井ドーフィン種」を導入しました。その後、「一文字仕立て」が普及したことが、現在の栽培振興の基となっています。市内産のイチジクは「姉崎いちじく」として、市場でも高い評価を得ています。
ダイコン
姉崎地区を主力に、県内有数の栽培面積を誇ります。栽培方法を統一し、出荷規格がそろっている「姉崎だいこん」は品質が良いことから、市場で高い評価を得ています。秋冬だいこん(10月~2月収穫)・春だいこん(3月~6月収穫)は、国の指定産地になり、産地のほぼ全員がエコファーマーの認定*を受けています。